トーキング・ヘッズ / サイコ・キラー'77 [再発]

はてなブックマークに追加
トーキング・ヘッズ / サイコ・キラー'77 [再発]
CD
ミニ・レビュー
赤地にグループ名と77とだけ記されたジャケットのデビュー・アルバム、529枚のポラロイドでポートレートを描いた78年のセカンド。ハイテック・デザインの象徴といえるラバー・マットをジャケットに転用した79年のサード。ジャケット・デザインだけを追っても異色のNYパンク、トーキング・ヘッズの存在はアグレッシブだ。世評ではこの後の「リメイン・イン・ライト」を彼らの最高傑作といわれているが、萎えた感性に裂傷を負わせる初期のトーキング・ヘッズこそ、もっと聴かれるべきものだ。
ガイドコメント
NYパンク・バンドとして注目を浴び、その後は常に時代をリードする先駆的ロック・バンドとしてシーンに君臨したデヴィッド・バーン率いるトーキング・ヘッズのデビュー作。
収録曲
01UH-OH, LOVE COMES TO TOWN
02NEW FEELING
03TENTATIVE DECISIONS
04HAPPY DAY
05WHO IS IT?
06NO COMPASSION
全体としてはまだ荒削りな時期のものだが、途中の転調などに見られる独特の曲構成や、デヴィッド・バーンのテンションの高い特有のヴォーカルなど聴きどころが多い一曲。最後の余韻の残し方も秀逸。
07THE BOOK I READ
08DON'T WORRY ABOUT THE GOVERNMENT
09FIRST WEEK/LAST WEEK...CAREFREE
10PSYCHO KILLER
人間の暗部に惹かれていたというデヴィッド・バーンの思いが歌詞に盛り込まれた初期の名曲。弦が切れそうなほどに執拗なチョーキングの繰り返しが、あたかも精神を病んだ人間の切れる寸前の理性を表現しているようでもある。
11PULLED UP
アーティスト
  • トーキング・ヘッズ
    1974年にデヴィッド・バーン、クリス・フランツ、ティナ・ウェイマスの3人で結成し、77年にジェリー・ハリスンが加わりデビュー。当初は知的なイメージが先行していたが、80年の『リメイン・イン・ライト』ではアフリカン・リズムを導入し、エスノ・……
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] みやけん×ヒビキpiano 「二刀流」vs 「超テクニック」人気のピアノ男子対談![インタビュー] 佐野元春 自身の名曲群を“再定義”した 最新アルバム『HAYABUSA JET I』
[インタビュー] ヒロイックニューシネマ “誰かのヒーローになる” 新体制となって初の全国流通アルバム完成[インタビュー] エクスペリメンタルHip HopユニットDry Echoes 4年ぶりとなる2ndアルバム完成
[インタビュー] 三浦文彰 清水和音 『ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集』を発表 全曲演奏会の最終回を東京と大阪で開催[インタビュー] のん (映画『私にふさわしいホテル』)
[インタビュー] 角野隼斗 イメージ・キャラクターを務める「ベスト・クラシック100極」のコンピレーション・アルバムを選曲・監修[インタビュー] 色々な十字架 話題の“90年代ヴィジュアル系リヴァイヴァル”バンド 待望のセカンド・アルバムをリリース
[インタビュー] アシックスジャパンによるショートドラマ 主題歌は注目のSSW、友成空[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤
[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015