エリック・クラプトン / 安息の地を求めて [再発]

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エリック・クラプトン / 安息の地を求めて [再発]
CD
ガイドコメント
ジャマイカとマイアミで録音されたソロ3作目。前作同様にトム・ダウトをプロデューサーに迎え、アルバム全編にレゲエ/レイドバック色を取り入れた異色作。
収録曲
01WE'VE BEEN TOLD (JESUS IS COMIMG SOON)
ブラインド・ウィリー・ジョンソンのゴスペル・ソングを変則的なリズム・パターンでカヴァー。レイドバックしたクラプトンのヴォーカルも素敵だが、イヴォンヌ・エリマンとマーシー・レヴィのソウルフルなヴォーカルも魅力的。編曲のセンスも光る名演。
02SWING LOW SWEET CHARIOT
有名なゴスペル・ソングをタルサ・バンド流レゲエ・ビートでカヴァー。イヴォンヌ・エリマンとのデュエットもチャーミングだが、カリプソ調のコーラスも楽しい。ときどき挿入されるスライド・ギターも印象的。クラプトン・バンドによるサウンドも成熟を感じさせる。
03LITTLE RACHEL
タルサ・シンジケートの仲間ジム・バイフィールドによるジャイヴ仕様のR&Bソングをカヴァー。荒っぽいファンク・ビートをフィーチャーしたタルサ・バンド・サウンドをバックに、すっかりレイドバックしたクラプトンのダルいヴォーカルとギターが楽しめる。
04DON'T BLAME ME
ジョージ・テリーとの共作による「アイ・ショット・ザ・シェリフ」のアンサー・ソング。ミディアム・テンポのタルサ・バンド版レゲエ・ビートに乗って、クラプトンがボブ・マーリィばりのヴォーカルを披露する。ジャマイカ産のレイドバックしたグルーヴが心地よい。
05THE SKY IS CRYING
敬愛するスライド・ギターの師匠エルモア・ジェイムズのブルース・クラシックをムーディな編曲でカヴァー。ピアノとオルガンが雰囲気を盛り上げるミディアム・スローのサウンドをバックに、クラプトンがエモーショナルなヴォーカルとスライド・ギターを聴かせる。
06SINGIN' THE BLUES
レオン・ラッセル夫人でもあるメアリー・マックリアリーの曲をカヴァー。マーシー・レヴィのソウルフルなヴォーカルが主役のクラプトン以上に目立っている。擬似レゲエ・ビートに乗った短いギター・ソロも良いが、歌と演奏が白熱してきたところでフェイド・アウト。
07BETTER MAKE IT THROUGH TODAY
レイドバックしたクラプトンのオリジナル・ブルース曲。ジャマイカのダイナミック・サウンド・スタジオでのレコーディングから生まれた独特のムーディなサウンドをバックに、クラプトンがメランコリックなヴォーカルを聴かせる。歌心にあふれたギター・ソロも秀逸。
08PRITTY BLUE EYES
アコースティック・ギターの音色がやけに新鮮に響くカリプソ調のラブ・バラード。クラプトンの歌声も驚くほど甘い。絶妙のタイミングで挿入されるドリーミーなコーラス・パートも効果的。本来ならヒット・シングルになってもおかしくはない魅力的なポップ・ソング。
09HIGH
本来はデレク&ザ・ドミノズのために書かれたオリジナル曲。変拍子ビートでウネりまくる前半からビートリッシュなハーモニー・パートを経て、再び変拍子パートへと戻る不思議な曲。クラプトンのヴォーカルにも悟りきったかのような醒めたニュアンスがある。
10OPPOSITES
ドリーミーなサウンドと東洋思想的な歌詞によるスウィートなバラード。『アビイ・ロード』B面のビートルズを思わせるギミックが印象的。終盤のクライマックスでは2本のスライド・ギターがエロティックに絡み合い、エンディングでは「蛍の光」のメロディが引用される。
封入特典
  • 解説・歌詞
アーティスト
  • エリック・クラプトン
    1945年3月30日生まれ、英・サリー州リプリー出身のミュージシャン。本名はエリック・パトリック・クラプトン。ジェフ・ベック、ジミー・ペイジと並ぶ“世界三大ロック・ギタリスト”と称される。63年のヤードバーズを皮切りに、ジョン・メイオール&……
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https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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