エリック・クラプトン / バックレス [再発]

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エリック・クラプトン / バックレス [再発]
CD
ガイドコメント
前作『スローハンド』の路線を踏襲した、ポップ・フィーリングあふれる1978年発表作品。「タルサ・タイム」「プロミセス」といった大ヒット・シングルを収録。
収録曲
01WALK OUT IN THE RAIN
ディランからプレゼントされたディランらしいバラード。デモ・テイクでのディランがそんなふうに歌っていたのか、クラプトンが歌詞をひと言ずつ明確に発音しながら歌っているのが珍しい。メロディをなぞってみせる控えめなギター・ソロも悪くない。
02WATCH OUT FOR LUCY
快調に疾走するミディアム・アップのシャッフル・ビートに乗って、クラプトンが気持ちよさそうに歌う自作曲。マーシー・レヴィのハーモニーも好サポート。ヴォーカル以上によく歌うギター・ソロも楽しく、ストーリー仕立ての歌詞も面白い。全米40位のヒットを記録。
03I'LL MAKE LOVE TO YOU ANYTIME
お気に入りのJ.J.ケイルのカヴァー。特徴的なリフに乗って、クラプトンがケイルばりのヴォーカルを聴かせ、いかにも彼らしいワウ・ギターでの巧みなバッキングと印象的なソロを披露している。1978年のヨーロッパ・ツアーでは定番曲のひとつだった。
04ROLL IT
マーシー・レヴィとの共作曲。ジャム・セッションから生まれた曲だと思われる。タルサ・トップスらしいタイトなファンク・ビートに乗って、レヴィのヴォーカルとクラプトンのスライド・ギターが踊っている。性的な比喩を詰め込んだ歌詞も極めてシンプル。
05TELL ME THAT YOU LOVE ME
クラプトンが書いたカントリー調のバラード。熱烈なラブ・ソングだが、淡々と歌うクラプトンのヴォーカルはいかにも彼らしい。決して弾き過ぎることのないリード・ギターが巧みにヴォーカルをサポートしている。ディック・シムズの繊細なキーボードも光る。
06IF I DON'T BE THERE BY MORNING
ディランからプレゼントされた曲のひとつ。ミディアム・アップのタイトなロック・ビートに乗って、メンフィスからL.A.まで逃げてきた男の言い分をクラプトンが歌っている。決して饒舌ではないが言うべきことははっきりと言う過不足のないギター・ソロも魅力的。
07EARLY IN THE MORNING
その後もライヴではよく採り上げているブルース・クラシック。ミディアム・スローのトラディショナルなスタイルだからこそクラプトンのセンスとテクニックが光る。枯れた歌声は当時の特徴のひとつ。ギター・ソロも良いが、マーシー・レヴィのマウスハープも光る。
08PROMISES
カントリー調のポップ・ソング。オリジナルではないが、クラプトンの声質にはよく似合っている。マーシー・レヴィの控えめなハーモニーもチャーミング。ペダル・スティール・ギターとオルガンをフィーチャーしたサウンドも心地よい。全米9位のヒットを記録。
09GOLDEN RING
クラプトンらしいタッチの力強いラブ・バラード。ミディアム・テンポのアンプラグドなサウンドをバックに、クラプトンは言葉を噛みしめるように歌っている。クラプトンのハミングが心地よく響く。ギャラガー&ライルらの控えめなハーモニーも良い。地味ながら佳作。
10TULSA TIME
お気に入りのドン・ウィリアムズの名曲をカヴァー。ミディアム・アップのパワフルなロック・ビートに乗って、クラプトンは力強いヴォーカルと絶妙のスライド・ギターを披露している。ディック・シムズのピアノも好演。「コカイン」とのカップリングで全米30位のヒットを記録。
封入特典
  • 解説・歌詞・対訳
アーティスト
  • エリック・クラプトン
    1945年3月30日生まれ、英・サリー州リプリー出身のミュージシャン。本名はエリック・パトリック・クラプトン。ジェフ・ベック、ジミー・ペイジと並ぶ“世界三大ロック・ギタリスト”と称される。63年のヤードバーズを皮切りに、ジョン・メイオール&……
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https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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