エリック・クラプトン / 461オーシャン・ブールヴァード [再発]

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エリック・クラプトン / 461オーシャン・ブールヴァード [再発]
CD
ガイドコメント
ドラッグと酒から立ち直り、ソロ活動のレギュラー・グループを率いて1974年に発表した復帰作。精神的な安定を感じさせ、全編カラッと乾いた独自のブルース表現を提示した。名演と名高い「アイ・ショット・ザ・シェリフ」ほかを収録。
収録曲
01MOTHERLESS CHILDREN
ブラインド・ウィリー・ジョンソンの名曲を大胆にリメイク。ミディアム・アップのタイトなトレイン・ビートに乗って、スライド・ギターが快調に疾走する。肩の力が抜けたヴォーカルもナイス。新生クラプトン・バンドらしいフレキシブルなサウンドも素晴らしい。
02GIVE ME STRENGTH
アンプラグドなサウンドが心地よいクラプトンのオリジナル・ブルース。生き続けるための力を神に求めるクラプトンのナイーヴな歌声が、ドラッグ中毒で隠とんしていた時期の彼の苦しみを想像させる。スライド・ギターとオルガンの繊細なプレイも光る。
03WILLIE AND THE HAND JIVE
ジョニー・オーティスの名曲をリメイク。ミディアム・スローの控えめなセカンドライン・ビートに乗って、クラプトンはつぶやくようなヴォーカルを巧みにコントロールしてみせる。カリプソやレゲエをニューオリンズ風に味つけしたような微妙なリズムが快感。
04GET READY
イヴォンヌ・エリマンとの共作曲。ニューオリンズ経由で輸入した擬似レゲエ・ビートに乗って、クラプトンとエリマンがセクシーなデュエットを披露している。内緒話のようにつぶやくオルガンをフィーチャーしたサウンドも妙にエロティック。最後の笑い声も良い。
05I SHOT THE SHERIFF
ボブ・マーリィの名曲の秀逸なカヴァー。擬似レゲエ・ビートに乗って歌うクラプトンはようやく独自の唱法を獲得しつつあった。オルガンとピアノも好サポートを見せ、イヴォンヌ・エリマンらのコーラスもナイス。全米No.1ヒットを記録。
06I CAN'T HOLD OUT
スライド・ギターの師匠エルモア・ジェイムズの名曲を丁寧にカヴァー。オルガン主導のセンシティヴなサウンドをバックに、情感の雫が滴り落ちるかのようなエモーショナルなスライト・ギターを披露。つぶやくようなヴォーカルにも人肌の温もりが感じられる。
07PLEASE BE WITH ME
スコット・ボイヤーの隠れた名曲をアコースティック・サウンドでカヴァー。クラプトンのメロウなヴォーカルとイヴォンヌ・エリマンらのハーモニーをフィーチャーしたロマンティックなバラード。控えめに奏でられるドブロ・ギターがムーディな彩りを添えている。
08LET IT GROW
クラプトンのセンシティヴな歌声をフィーチャーしたラブ・バラードの名曲。アコギ、エレキ、ドブロによるギター・サウンドにオルガンを加えたアンプラグド調のサウンドと混声コーラスが美しいが、何よりもクラプトンのヴォーカルがこれまでになくチャーミング。
09STEADY ROLLIN' MAN
敬愛するロバート・ジョンソンのブルース・クラシックをファンク調にリメイク。米国産ルーツ音楽を愛する英国人がタルサ・バンドとともにマイアミのスタジオで演奏するニューオリンズ・ファンク調のブルース。愉快で痛快な混血サウンドが堪能できる。
10MAINLINE FLORIDA
新生クラプトン・バンドの若手ギタリスト、ジョージ・テリーのオリジナル曲。ミディアム・アップのビートに乗って、賑やかなコーラス陣とともにフロリダの“メインライン”について歌っている。新兵器トーキング・モジュレーターのお喋りも騒がしい。
封入特典
  • 解説・歌詞
アーティスト
  • エリック・クラプトン
    1945年3月30日生まれ、英・サリー州リプリー出身のミュージシャン。本名はエリック・パトリック・クラプトン。ジェフ・ベック、ジミー・ペイジと並ぶ“世界三大ロック・ギタリスト”と称される。63年のヤードバーズを皮切りに、ジョン・メイオール&……
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https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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