
矢沢あいが描いたコラボCMも話題となったシングル35枚目。元来ウェットなムードを持つ彼女だが、それを活かしながらも情熱的な作風に仕立てたのは小林武史の手腕によるところ。哀愁のネオソウル歌謡とも呼べそうな「RISKY」とデバージのカヴァーも加えた、心の襞に触れるラブ・ソング作だ。

JUJUの34枚目のシングルは、クリス・プラット&ジェニファー・ローレンス主演映画『パッセンジャー』日本語吹替版テーマ・ソングに起用されたアダルトなラブ・ソング。カップリング曲「あの夜のふたり」も大人のムードたっぷりのR&Bとなっている。ウルフルズのカヴァー「笑えれば」も収録。

33枚目は両A面シングル。「believe believe」は「Hot Stuff」同様に玉井健二色が出たアッパー・ダンス曲で、ドラマ主題歌の縁で沢村一樹が明辺悠五名義で参加したデュエット版も追加。「あなた以外誰も愛せない」はJUJU印全開の切なくもハートフルなラブ・バラード。

邦楽カヴァー・アルバム『Request』シリーズの第3弾は80年代の名曲集。「六本木心中」や鈴木雅之とデュエットした「ロンリー・チャップリン」「恋におちて」「つぐない」「ラヴ・イズ・オーヴァー」など、カラオケで根強い人気を誇る15曲を収録。昭和のスナックにいる感覚に浸れます。

企画ライヴ“ジュジュ苑”やカヴァー作『Request』など彼女のもう一つの側面となるJ-POP・歌謡曲カヴァー作品が32枚目のシングルとしても登場。元来愁いのあるムードが持ち味だけに、場末感漂う昭和風情の歌謡曲との相性は抜群。アン・ルイス曲は亀田誠治、欧陽菲菲曲は松浦晃久が制作。

2015年にデビュー11年目を迎えた女性シンガーの6作目は数々のタイアップ満載の全13曲。ストリングスが彩りを添えるエモーショナルなナンバーやスウィンギーなスタイル、ライト&メロウなシティ・ポップス調など多彩なサウンドに乗せた艶やかなヴォーカルは貫禄十分だ。

表題曲はキックのアクセントが利いたビートに、R&B+ラテン風なメロディが進行していくナイスチューン。ディーヴァ系の力んだ歌い込み(?)はナシ、あくまで楽曲総体でスムーズにキメるJUJUの歌唱は「夢見るシャンソン人形」「飾りじゃないのよ涙は」といったカヴァー曲でも存分に堪能できる。

節目のシングル30枚目は「やさしさで溢れるように」「また明日…」などを手掛けた亀田誠治がプロデュース。金原千恵子ストリングスを迎え、ドラマティックでホープフルな新しいJUJUマナーを構築。恒例のカヴァーは、ジャズ仕様でのテレサ・テン「つぐない」。艶っぽいいつものJUJU節で魅せる。

2015年第2弾シングルは、JUJUのポップ面を打ち出したホットなダンス・チューン。そこはかとなく80年代も匂う調子のいい楽曲で、JUJU自身も作詞にクレジットされている。じっくり聴かせるバラード「Eternally」に続く、懐かしい「君の瞳に恋してる」の英語カヴァーは初回のみの美味しいオマケ。

タイアップの王道を行くキャッチーな2曲に、MONGOL 800の名曲をスローの16ビートでプラス。どの曲にも共通するのはナチュラルなスウィング感だが、オリジナルとカヴァーで歌い口が変わるのは興味深い。「小さな恋のうた」での温かい声色は、彼女が本質的にスタンダード歌手であることをあらためて伝えてくる。

デビュー10周年の記念碑として4年ぶりのカヴァー・アルバム第2弾をリリース。ユーミンの「ANNIVERSARY」ほか女性シンガーの名曲を12曲収録。曲ごとに当代一流の敏腕プロデューサーを別々に起用する贅沢なプロダクトは聴きごたえ十分。JUJUのヴォーカルを十二分に引き出した秀作。

JUJUの27枚目となるシングルは、広末涼子が主演を務めるNHK“ドラマ10”『聖女』主題歌。クランクとクラシカルなアレンジを効果的に取り入れた、ダイナミックかつドラマティックなバラードに仕上がっている。カップリング曲「Brand New Days Will Love You」はシンフォニックな導入から直球ディスコに突入。

ジャズ・アルバムやべスト盤を挟んでリリースされた、久々のオリジナル・アルバム。楽曲制作者のゆずも同時期に発表した「守ってあげたい」での、タイトルさながらの包容力は絶品。かと思えば、トリッキーな表情も見せる。原点回帰的な本作であらためて感じるのは、バラエティ性に富むヴォーカルの色味である。

デビュー10周年を迎えたJUJUの新境地。両曲ともウェットな作風が多かった彼女の印象を一掃するようなロック・テイストを注入。ドラマ主題歌「Door」の前向きさ、CMソング「Hot Stuff」の過去最高の吹っ切れ感など、JUJU=悲哀なバラードだけじゃないところを見せつけている。

日本を代表する歌姫となったJUJU。彼女のヒット曲を流麗なオーケストレーションを施した特別ヴァージョンで。2013年10月10日、Bunkamuraオーチャードホールにて日本フィルハーモニー交響楽団を招き行なわれたライヴ・アルバム。ティンパニのリズムに導かれる「光の中へ」~「My Life」の流れが絶品。

「守ってあげたい」は映画『すべては君に逢えたから』の劇中歌で、ゆずの北川悠仁が楽曲を提供している。当初はゆずの新曲として制作が進められていたが、“女性目線”で歌ってほしいという北川のアイディアにより、以前から交流のあったJUJUとのコラボが実現。母性にも通じる女性の愛のバラード。

物憂げに始まり、少しずつ温かみを増していく絶品バラード曲は、MBS・TBS系でTV版として放送された『宇宙戦艦ヤマト2199』の最終EDにも採用。4つ打ちフロア向けトラックが鼓動を模したかのように聴こえてくる「Heart Beat」、JOEの名曲カヴァーと、ひたすらに切なくなれる秋冬向けナンバー揃いだ。

実力派女性シンガーのジャズ・アルバム。デューク・エリントンやコール・ポーターらの名曲を、スウィンギーかつラテン色の濃いアレンジで聴かせる。菊地成孔、日野皓正、山木秀夫といった名手の演奏と、優美で艶っぽいヴォーカルが拮抗し、官能的なスリルを生んでいる。

切ない思い出を胸に生きていく覚悟を歌った、出会いと別れの季節にぴったりのピアノ・ポップス。JUJUらしいほろ苦さを保ちながらポジティブな世界観を描いている。「Beautiful」はクリスティーナ・アギレラの名バラードを、スライド・ギターを利かせたレイドバック・サウンドで料理。

R&B系女性シンガーのベスト・アルバム2枚同時発売のうちの1枚で、“人生”をテーマにした14曲を収録。ハスキー・ヴォイスで高らかに歌い上げる、スケール感のあるバラードが多く、その高い歌唱力を再確認できる。テッド・ジャンセンによるリマスタリングも秀逸な出来。

実力と人気を兼ね備えた女性シンガーのベスト盤。「素直になれたら」「やさしさで溢れるように」などのヒット曲を収録。安定した節回しでシックでアダルトなムードを醸すヴォーカルの存在感を再確認させられる。ストリングスやホーンを活かした洒脱でジャジィなアレンジも文句なし。

22枚目となるシングル。「ありがとう」は松坂桃李初主演映画『ツナグ』主題歌。7年間あたため続けたというバラードで、かけがえのない人に出会えたことへの感謝の気持ちを歌う。カップリングの「くちづけ」は、松井五郎作詞、Jin Nakamura作曲による狂おしい大人のラブ・ソング。

アルバム『YOU』がオリコン1位を記録した女性シンガーが、MTVアンプラグドに出演した際の模様を収めたライヴ盤。ソウルフルでしなやかな歌唱はここでも健在で、穏やかな曲が中心ながら表現力の豊かさが際立つ。英詞によるバラードから松任谷由実のカヴァーまで自在に歌いこなす。

JUJUの通算21枚目のシングルは、ゆったりと爽やかな風にのるような気持ちのいいハートフル・ポップ・チューン。ジャズもR&Bも達者なシンガーだが、表情を変えて直球のJ-POPでも勝負できるところが彼女のスゴイところ。プロデュースは亀田誠治。隙のないアレンジ・ワークが光る。

彼女のせつなくて心が洗われるような歌声は、深い悲しみを乗り越え前に向かって歩き出そうとさせる。普段は見えないがいつも自分を見つめる愛を歌う「sign」。自分らしく未来を信じて生きていこうという「Be Myself」。忘れられない恋の思い出を想う「追憶」の3曲を収録した20枚目のシングル。

楽曲にいっぱいの想いを込めて、でもお洒落に聴かせるのは越境者の強み。テクニシャン系でもウィスパー系でもない、いわばキュート系の上手さ。“ジャズ”の美味しいところを集めた美メロの数々が、多くのJUJUファンに新鮮な体験を届けるだろう。数年後にどう評価されているかがとても楽しみな一枚。★

キャリア初のジャズ・カヴァー・アルバムを控え発表されたシングル。歴史に名だたるスタンダードをカヴァーした「Lullaby Of Birdland」、そして松尾潔&川口大輔によるオリジナル・バラード「みずいろの影」を収録。どっしりと濃厚な美メロをなぞりながら、ヴォーカルの旨味をたっぷりと聴かせる贅沢な仕上がり。

「明日がくるなら」がヒットを記録したJAY'EDとJUJUのデュエット再び。何気ない日常に隠された奇跡を歌う、ピアノ&ストリングスのアレンジが利いたドラマティックに盛り上がるラブ・バラード。カップリング曲もアコースティックなしっとりナンバーで、トータル穏やかな一枚。

バラード2曲をカップリングした、18枚目となる両A面シングル。「YOU」は、4作目『YOU』のエンディングに収録されていた表題曲にストリングスを追加。よりエモーショナルな印象を残す。続く「BELOVED」はGLAYが96年に発表したのヒット曲のカヴァー。柔らかな声が楽曲の新たな魅力を引き出している。

4枚目のオリジナル・アルバムは、JUJUというアーティストの感性を感じさせる作品に仕上がっている。ヒット・チューンである「この夜を止めてよ」など、求められるサウンドと彼女のカラーが完全に合致し、揺るぎない重厚な世界を作り上げているのだ。女性の業を歌い上げる手腕はとにかく絶品。

フジテレビ系ドラマ『グッドライフ』の主題歌でもある17枚目のシングルは、ピアノとストリングスの叙情的なフレーズから幕を開けるバラード・ナンバー。繊細で音量を抑えたAメロ、Bメロから、壮大に歌われるサビへの流れに涙を誘われる。ドラマの内容とリンクさせた切ない歌詞にも注目。

2011年第1弾となる16枚目のシングル。Jeff Miyahara制作の“泣き”のクラブ・アップ「さよならの代わりに」は、ヒット作「明日がくるなら」風の切ない旋律が特色。映画『犬とあなたの物語 いぬのえいが』主題歌の「願い」は、しなやかで瑞々しい。恒例のカヴァーは槇原敬之楽曲。

同じ色の夢を見ていたはずの恋人同士が、いつしか違う道を歩いていた……。15枚目のシングルは、愛する人との苦悩の思いを、痛いほどの情感を込めて歌いあげた胸を苦しくさせる感涙のバラード。「Piece Of Our Days」は、洗練されたジャズのスローな演奏をバックに傷ついた二人の再生する姿をしっとりと描いている。

カヴァー曲ライヴ“ジュジュ苑”などの活動も盛んなJUJUの、ファンからのリクエストによるカヴァー作第1弾。CMで話題の「Hello,Again~昔からある場所~」や、MISIAの「つつみ込むように…」、安室奈美恵の「Don't wanna cry」ら女性アーティストの楽曲をセレクト。プライベートでも親交深いボニー・ピンクの「Last Kiss」は見事な完成度だ。

14枚目のシングルはMy Little Loverの名曲カヴァー。オリジナルから15年の月日が経っていることに驚いたが、曲の輝きは褪せていない。JUJUは二つのヴァージョンでそれぞれ哀感を表現しており、強い説得力がある。オリジナルとはまったく違う形の歌に仕上げているのは見事だ。

好セールスを記録した2010年3月発売のアルバム直後にリリースされた13枚目のシングルは、ABC・テレビ朝日系ドラマ『警視庁 失踪人捜査課』の主題歌。「素直になれたら」「明日がくるなら」を彷彿とさせる、切ないR&Bチューン。「恋の予感」は安全地帯のヒット曲をボサ・ノヴァ風のジャジィな大人の雰囲気でカヴァーした。

2009年を代表するヒット曲「明日がくるなら」(JUJU with JAY'ED)を含む3作目。80'sっぽいシンセをフィーチャーした「GIRLS NEVER GIVE UP」、アコースティックな手触りの結婚ソング「bouquet」、ジャジィな「夜の果て」など、質の高い楽曲が揃った珠玉のヴォーカル・アルバム。

特に女性の心をわしづかみにするヴォーカル・ワークに磨きのかかったオールAサイド、全4トラックを収録した12枚目のシングル。松尾潔、Jeff Miyahara、URU、亀田誠治といった敏腕プロデューサーとのコラボで、ミディアム・チューンを中心にクオリティの高いトラックが揃った。「Last Kiss」はBONNIE PINK のカヴァー。

「奇跡を望むなら...」「君のすべてに」「明日がくるなら」とヒットを連発するJUJUの7ヵ月ぶり11枚目のシングルは、ディズニー映画『クリスマス・キャロル』のイメージ・ソング。JUJU自身の経験にも通じる物語をイメージさせる励ましの歌で、微妙に内省的である。

18歳で渡米し、ジャズを中心にNYサウンドを身につけてきたJUJUの10枚目のシングル。表題曲は、日本人の父とニュージーランド人の母をもつJAY'EDを迎え、奇跡のヴォーカリスト二人の最高のハーモニーが聴ける、映画『余命1ヶ月の花嫁』主題歌。

2008年の大ブレイク後の初アルバムとなる本作は、その技量をいかんなく発揮した作品に仕上がっている。愛をテーマに、ポップ、ソウル、ジャズ、どんな楽曲でも躊躇することなく、感情豊かな伸びやかなヴォーカルを聴かせてくれる。繊細さも加味され聴きごたえあり。

ミリオンを超える配信を記録した「素直になれたら」に続く9枚目のシングル。椎名林檎との活動でも知られる亀田誠治をプロデューサーに迎え、感動的なバラードを完成させた。JUJUの歌い上げる想いは、女性の優しさと力強さにもあふれている。「元気を出して」は竹内まりやのカヴァー。

大ヒット・シングルのSpontania feat.JUJUの「君のすべてに」のアンサー・ソングが登場した。Spontaniaをフィーチャーした「素直になれたら」は切なく苦しい女性の気持ちを歌った曲で、新境地を開いたロック・ナンバーの「I can be free」、バラードの3曲目も絶品だ。

映画『しあわせのかおり』主題歌でもある「空」は、凛とした姿勢を感じさせるバラード。せつないスロー・チューン「Missin' U」、スタイリッシュな仕上がりのカヴァー曲「Street Life」を含む7作目のシングルは、独特の響きを持つヴォーカルの多彩な表情を堪能させてくれる。

ジャズやR&Bシンガーとして活躍するJUJUをフィーチャーしたシングル。憂いのあるR&B/ヒップホップの「君のすべてに」。しかし、圧巻はバトゥカーダを思わせるパワフルなラテン・ビートがたまらない「FIESTA」。楽天的でパーカッシヴなサウンドに身を委ねたい。

ソウル~クラブ感覚とともに今風ジャズを展開する。在ニューヨーク/京都出身女性歌手1年ぶりのセカンド・ミニ。話題はデルタ・グッドレムとの共演曲「LIVE!TOGETHER~Tokyo Girls Anthem~」や3曲のカヴァーに集まりそうだが、なかでも荒井由実作「海を見ていた午後」、そしてホーンズ響くスウィンギーなオリジナル「My Life」に注目。

ニューヨークを拠点に活動するシンガーの、2007年度USEN総合チャート1位となった「奇跡を望むなら...」に続くシングル。抜群の歌唱力と表現力で愛の強さを歌う。「DON'T KNOW WHY」はノラ・ジョーンズの大ヒット曲のカヴァーで、本家に劣らない歌声を聴かせてくれる。

CHOKKAKUがアレンジを手がけたラバーズ・ロック・サウンドのなかで、冬のロマンティックな情景を描き出した「Wish for snow」、ヒット・シングル「奇跡を望むなら...」のクリスマス・ストーリー・ヴァージョンを中心としたウィンター・シーズン仕様のシングル。

ジャズ、R&B、ラテンといった幅広い音楽性をしなやかに身につけた女性シンガー、JUJUのファースト・フル・アルバム。生楽器のおだやかなグルーヴが印象的な「奇跡を望むなら...」、ファンク/ラテンの要素を取り入れた「Song for you」など13曲を収録。

フジテレビ系アニメ『モノノ怪』のEDテーマになったタイトル曲は、伸びやかなハイ・トーン・ヴォイスで爽やかにバラードを歌い切った。「COME, FLY WITH ME」は映画『Jam Films』(2005年)の主題歌。「Something About Us」はダフト・パンクの知られざる名曲をカヴァー。NY仕込みの洗練されたお洒落な一枚。

NY在住の女性ヴォーカリスト、JUJUのミニ・アルバム。曲中に挿入される英語詞の部分もまったく違和感なく、英詞のナンバーでは洋楽アーティストのような洗練度。ユーリズミックス、ビリー・ジョエルなどのカヴァーも、彼女のためにあったナンバーだったかのよう。

18歳にして単身渡米。NYで活動を続けるシンガー・ソングライターの2年ぶりのシングル。(1)はソウルフルなラブ・バラードで、テレビ東京系ドラマ『クピドの悪戯 虹玉』のエンディング・テーマ。ジャジィでファンキーな(2)は彼女の世界を象徴する佳作。

テレビ埼玉のVJやFM番組「まぼろしの世界」で知られる小泉正光のソロ・ユニット。デカダンムードを前面に出しながらも、アコースティックなバラードやイエモン風のキャッチーなポップ・ソングまで、幅広いギター&ヴォーカル曲を聴かせる。歌はうまいなあ……。