ビリー・ジョエル / リヴァー・オブ・ドリームス [再発]

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ビリー・ジョエル / リヴァー・オブ・ドリームス [再発]
CD
ミニ・レビュー
待望の新作では人気のダニー・コーチマーをプロデューサーに迎え、ポップで小気味良いR&Rを前半で展開。後半にはテンポを落としたメロディアスなバラードが楽しめる。曲のクオリティは可もなく不可もなくといったところだが、聴きこむうちに味を感じる。
ガイドコメント
ピアノとヴォーカルの絶妙のコンピレーション、80〜90年代に“Mr.ピアノマン”として君臨したビリー・ジョエルの旧作品が、ライヴ映像やビデオクリップを交えたCDエクストラ仕様で再発売!
収録曲
01NO MAN'S LAND
アルバム『リヴァー・オブ・ドリームス』の主題を象徴する警告の歌。バスタムを多用したドラムスの原初的な響きを基調に、環境問題から都市生活まで、現代人の生き方そのものを問い直すような歌詞を、ビリーが激しいシャウトを交えながら歌う。
02THE GREAT WALL OF CHINA
アシッド時代のビートルズを思わせるサイケデリックなストリングスを駆使した曲。幻想的なサウンドと皮肉満載の歌詞との組み合わせが想像力を刺激する。万里の長城をキーワードにした歌だが、いったい何の比喩なのか、よくわからないところが面白い。
03BLONDE OVER BLUE
キャッチーなフックとミスマッチな不協和音が奇妙な感覚を生じさせる曲。傷ついた男が気晴らしに女を抱く歌のようにも聴こえるが、不協和音のせいか、その背後ではまったく別のストーリーが進行しているようにも感じられる不思議なポップ・ソング。
04A MINOR VARIATION
“短調の変奏曲”というタイトルのビリー・ジョエル流ブルース・ロック。ロック・スターは辛いぜ、という調子の怒りと諦めの念が入り混じった歌詞は当時のビリーの心境を反映したものだが、アンハッピーな状態だからこそパワフルな曲が書けるのだ、とも言える。
05SHADES OF GREY
エレクトリック・ギターが泣きわめく狂騒的なロック・チューンだが、歌詞は灰色。黒か白かで生きてきた男が年を経て曖昧な灰色の存在に囚われたという歌だが、パワフルなサウンドのせいか、この段階を超えたら、次は…… という積極性も予感させる。
06ALL ABOUT SOUL
ストリングスを効果的に駆使したパワフルなサウンドをバックに“信頼と献身が大切だ”とビリーが力強く歌う。カラー・ミー・バッドが参加したゴスペル調のクワイアも頼もしい。本来はバラードだろうが、強靭なビートのロック・チューンに仕上がっている。
07LULLABYE (GOODNIGHT, MY ANGEL)
ピアノとストリングスをフィーチャーした子守唄。7歳の娘からの死についての質問から生まれた美しいバラード。「いつの日か僕らが皆、いなくなっても、子守唄は歌い継がれる」という歌詞の一節が泣かせる。大人が聴いても心地よく眠れそうな歌。
08THE RIVER OF DREAMS
カリビアンなリズムが心地よい曲。ある朝、目が覚めたら歌っていた、というキャッチーなメロディが秀逸。クリスタル・タリフェロ率いるコーラスも素晴らしい。“夢の河”が何の象徴なのか、なんて考えるのも馬鹿馬鹿しくなるほどの名曲。全米3位のヒットを記録。
09TWO THOUSAND YEARS
ビリー・ジョエル版2000年問題についての歌。戦争や子供たちについてビリーは冷静な語り口で歌っている。ピアノの弾き語りを基調にしたバラードだが、アイリッシュ・トラッド調のメロディが織り込まれ、大袈裟になり過ぎることのない編曲が良い。
10FAMOUS LAST WORDS
まるで遺言のようなフックが印象的な曲。オルガンをフィーチャーしたシンプルなサウンドをバックに、ビリーが彼らしい語り口で歌う飾り気のないポップ・ソング。休暇が終わり人々が街に帰ってくる季節を背景にした、ビリー・ジョエル版“終わりは始まり”の歌。
仕様
CDエクストラ
アーティスト
  • ビリー・ジョエル
    1949年、米国ニューヨーク生まれ。シンガー・ソングライター。ハッスルズ、アッティラというグループを経た後、71年にソロ・デビュー。73年の『ピアノ・マン』で注目を集め、77年の『ストレンジャー』で人気者になる。82年にはメッセージ性の強い……
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https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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